前回に続き石垣島の「住」のお話

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移住なさるとき「住宅」を選ぶことはとても重要です。
内地の感覚で「毎日通う勤務先まで多少離れていても海まで近くて石垣らしい自然に囲まれたところを選びたい。」と考える方が多いようですが、塩害や台風被害、買い物の不便さ、ガソリン代の高さは予想以上です。
ちなみに現在の石垣島のガソリン価格はレギュラー152円/リットル前後で住民の皆さん土曜日・水曜日の特売日にガソリンを給油しております。
自動車も燃費優先の軽自動車が主流になります。
海に近ければ、塩害の度合いが上がり、自動車も自転車もクーラーの屋外機もあっという間にさびていきます。
台風の暴風が直撃するようなアパートマンションでは、雨戸が在るか無いかで天国と地獄ですので、賃貸契約の際は要チェックです。雨戸がなくとも最悪防風ネットが設置できる金具があるかどうか確認してください。
私も来月5年間住んだ海岸沿いのオーシャンビューのマンションから市街地にお引越しします。
新居を決める際にやはり台風時の安全性(自宅と駐車場)は真っ先に確認しました。
ここ数年、南西諸島周辺を通過する台風の威力は異常なほど勢力を増しています。
移住してお家を選ぶ参考になれば幸いです。

倉田 まゆみ

東京都出身。1988年に石垣島へ移住。
東京でのシステムエンジニア時代に休暇を利用して初めて石垣島へ
移住当初はダイビングショップの船長として働き、2014年にIT会社を起業、2019年4月リタイアし憧れの隠居生活中。

石垣島で生活している人々の価値観やライフスタイルに共感。