飛行機遅延で考えたこと

こんにちは、
11/23(金)祝日 石垣島は曇り 気温23度 北東の風です。
窓を開け放しているとさすがに肌寒さを感じます。

それでも月末近くには台風28号が近づく予報です。

さて、一昨日から昨日まで沖縄本島の那覇市へ行って参りました。
気温は石垣島より1から2度低いのですが、当日は晴れていたせいか、さほど寒さも感じることもなく、
歩き続けて多少汗ばんでも、立ち止まれば北よりの風が心地よく体を冷やしてくれます。

おもろまちや県庁周辺の役所回り、デパートなどの大きな商業施設や国際通りの喧騒に久々の都会気分を味わいました。

「さて、そろそろ帰る時間」と、空港に向かいましたが、着いてみると空港は遅延便のラッシュ。
搭乗ゲートをくぐって待合場は人があふれかえり、係員の方たちも対応に追われ大忙しの状態。

機体の到着遅れや、機体の準備は整っているのにパイロットが乗っている飛行機が遅延で到着しない。
搭乗ゲートも次々と変更になり、荷物を抱えた乗客がアナウンスの度に大移動。
ずいぶん待たされてやっと飛行機に乗れたと思ったら、あまりのゲート変更の為、搭乗予定客が迷子になってつかまらず。アナウンスでお名前連呼している地上係員の方。
その声で、他の便のゲート変更のアナウンスがかき消され、まさに芋を洗う状態の中の大混乱。

こんな時はスマホでアプリを利用し搭乗ゲートや出発時間の変更とリアルタイムで確認しながら移動せず腰を据えて待つのが一番です。

結果、遅延のお詫びの1,000円のミールクーポンを受取り、これでお土産を買って約2時間遅れで石垣島に戻ってこれました。
しかしながら到着してみると、本来はもう誰もいないはずの新石垣空港にまだまだ搭乗待ちの多くの方がいらっしゃいました。みなさん待ちくたびれた様子です。

もう空港から市街地へむかう路線バスもない時間なので、送迎の無い観光客の方は大変だなぁ~と手荷物受取レーンをすり抜け到着ロビーにでるとホテルやタクシー、レンタカーの送迎の方々がお迎えのプレートをもってお客様をまっていました。

基幹交通の遅延は、じつは利用者だけではなくホテルやレンタカーなどまで及ぶこと。
今回の遅延でどのくらいの人が労働時間延長や調整などの影響受けたのだろうか?
ふっとそんなことを考えながら真っ暗な作動キビ畑の中、自宅へ向かって車を走らせました。

倉田 まゆみ

東京都出身。1988年に石垣島へ移住。
東京でのシステムエンジニア時代に休暇を利用して初めて石垣島へ
移住当初はダイビングショップの船長として働き、2014年にIT会社を起業、2019年4月リタイアし憧れの隠居生活中。

石垣島で生活している人々の価値観やライフスタイルに共感。